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白馬大雪渓〜清水谷〜鑓ヶ岳テレマークスキー
2005年 5月14日

猿倉から白馬大雪渓・小雪渓から西側へ乗越し、清水谷源流を滑降。谷底から鑓ヶ岳に登り返し、鑓温泉経由で猿倉へ戻った。累積登り標高差2370m。

【山域】 北アルプス・後立山
【コース】 猿倉〜白馬大雪渓・小雪渓〜清水谷二俣〜鑓ヶ岳〜鑓温泉〜猿倉
【日時】 2005年 5月14日
【メンバー】 単独

前日仕事が長引いてしまい出発が遅くなった。猿倉へ入ったのは朝5:15頃、睡眠は途中で2時間程度とっただけとなった。
5:45出発。層積雲が空を覆っているが所々青空が見えており、上空は晴れているように見える。今日の天気は良くなりそうだ。

← しばらくすると、どんどん雲がとれてきた。
  (長尻沢付近から)

5月14日9時 地上天気図5月14日9時 衛星赤外画像

小さいが、それほど移動速度の速くない高気圧に覆われつつある。衛星赤外画像からも、低層の雲があるがまもなく晴れるであろうことが期待できる。
5月14日9時 500hpa,700hpa高層天気図5月14日9時 700hpa,850hpa高層天気図この高気圧は、高層天気図の気圧の尾根に対応している。ピークは過ぎたが、まだ寒気が残っている。
そのすぐ後にはまた寒気を伴った気圧の谷が接近してきている。沿海州から南東進している高層の低気圧は寒冷渦っぽく、明日は、この南東象限では対流性の雲が発生しそうで、あまりいいことは起こらなさそう。高気圧の大きさが小さいだけに明日の悪天が予想される。
     --- 大雪渓を登る ---


8時頃、快晴になった。

標高1950mあたりから上は一昨日の夜雪になったらしく、この時期よくある黄砂等で汚れた雪ではなく、ピカピカの雪で気持ちいい。
--- 清水谷源頭部 ---          


10:40、村営小屋上部の稜線に出た。睡眠不足のためか調子が悪い。旭岳の頂上から滑りたかったが、体調が芳しくないためここから清水谷を滑ることにした。
広い斜面を、剣岳に向かって自由に滑る。
2440mあたりで狭くなるため、右(西)側の尾根にトラバース。さらに滑って、清水谷二俣(2280m)へ11:55降り立つ。

  --- 清水谷二俣にて、鑓ヶ岳をバックに ---


清水谷二又から2377m台地に登り、さらに鑓ヶ岳(2903m)の山頂を目指す。
--- 鑓ヶ岳中腹から2377m台地を見下ろす ---       
右奥が、下ってきた清水谷左又          


清水谷二俣から鑓ヶ岳頂上付近まで山腹をトラバース気味にまっすぐ登る。
この時期にしては予想外に深いラッセルの箇所もあり、体調が今ひとつなこともあって予想より時間を食ってしまった。

     --- 毛勝山(左端),僧ヶ岳,清水岳(右) ---


14時過ぎ、穏やかだった風が強くなる。又、西方から雲(変化層積雲?)が押し寄せてくるのが見られた。
やはり、明日は天気が悪くなると思われる。
鑓ヶ岳山頂着15:00。遅くなってしまった。風が非常に強い。

--- 小日向のコル ---       


しばらく休憩後、シールをはがしワックスを塗って、山頂から少し降りた地点より滑降。だが、時間が遅くなったことと風が強いことにより、東側斜面はすっかりクラストしてしまっている。自分のテレマーク技術ではクラストした急斜面に手こずってしまった。

鑓温泉16:10着、とりあえず風呂へ。時間が遅いのでここでビバークにしたかったが、明朝の天気を考え、やはり下山することにした(明日はたぶん、雪〜霙だろう)。
しばらくは快適な斜面だが、やがて水が流れてできた縦筋がひどくなる。
小日向のコル18:00。
長走沢も縦筋がひどく、休み休み下る。
猿倉18:55着。終日快晴だった。
予報士Fun