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4月15日9時 地上天気図(クリックで拡大)

前夜、現地に近づくにつれ雨が降り始める。明日の天気が心配になるが、朝夕曇っていても日中は晴れるだろうと予想。雨の中、車中で眠りにつく。
早朝起床すると、雨こそ降っていないものの層雲に低く覆われている。はっきりしない気圧配置だ。浅草山荘前を5時20分にスタート、少ない雪を拾って尾根をシール登高。
しばらく上ったところで北にトラバースしてムジナ沢に入るのだが、沢の雪が少ないことを心配して、通常のルートより高いところまで上って斜面が緩くなったところで沢に入ることにする。しかし、沢を覗くとそれでも雪が割れているようなので、沢に入るのは止めて南側の尾根に上がることにした(下山時にわかったのだが、ここでムジナ沢に入っても大丈夫だった)。 9時半ごろ、急速に晴れてくると、とたんに暑くなる。
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--- 1484.7mピーク ---

このままこの尾根を登ると、浅草岳までいくつかのピークを越えなければならない。1250mあたりまで登ったあたりでムジナ沢側の斜面が緩くなったので、トラバース気味に少し進んでから沢に降り、対岸の小尾根から主尾根に上がることにした。シールをはがして、標高差100m余り想定外の滑降を楽しむ。
沢を横切って小尾根を登りきり、前岳の手前の小ピ−ク(1484.7m)をトラバースしているとき、ヒドンクレバスに落下。3m位の深さだったが、幸い怪我も無く、脱出も容易だった。
山頂付近に残っていたガスも取れ、周囲の景色を楽しみながら前岳を越えて浅草岳山頂へ。
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--- 早坂尾根 ---

今日は体調十分、景色もいいので、このまま下ってはもったいないし面白くない。時間も十分ある。早坂尾根を1本往復。朝、靄の中を雪を拾って登っていたときはもう止めて帰ろうかと思ったのに、現金なものだ。
早坂尾根は適度な緩斜面で、雪質は重い粗目ではあるものの、どんどんスピードが出る。積雪はやはり例年より少ないようで、雪面から潅木の枝がたくさん出ているところもあり、注意が必要だ。あっという間に山頂が遠く見えるようになるところまで滑ってしまった。登り返しは面倒だが、山頂に荷物を置いてきてしまったので仕方がない。 |
--- ムジナ沢源頭部 ---

山頂まで登り返し、荷物を取って前岳まで戻ってからシールを外して、ムジナ沢源頭部を滑降。まだ雪が降ることがあるこの時期は表面の雪が締まっていないため、強い日差しによりシャーベット状になってはいたが、沢床まで楽しく下る。
傾斜が緩くなってスキーが走らなくなったので、途中でワックスを塗る。今朝沢を横断した地点を過ぎ、滝を高巻き。今年は雪割れが心配なので、今朝登った尾根にシールをつけて再度登るかこのまま沢を下るか迷ったが、沢の雪が割れている箇所が増えだしたら斜面に逃げればいいと、このまま下ることにした。しばらく下ったら左岸の傾斜が緩くなる(870m)。通常のルートならもっと沢沿いに下るはずだが、早めに沢を離れるためここから斜面をトラバース気味に滑り尾根に上がると、今朝沢に下りるのを断念した場所にちょうど出た。
尾根上を更に左にトラバース気味に下るに従い雪が少なくなってくるが、何とかスキーを外すことも登り返すことも無く入山地点まで戻ることができた。今日も充実の1日であった。
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