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| 会津駒ヶ岳(2132.4m),中門岳(2060m) テレマークスキー
2008年 3月30日
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| 【山域】 | 南会津 |
| 【コース】 | 桧枝岐村・滝沢橋〜会津駒ヶ岳〜中門岳〜御神楽沢〜会津駒ヶ岳・大戸沢岳中間の2098mピーク〜源六郎沢(下ノ沢上部)〜会津駒登山道1660m地点〜下ノ沢下部〜滝沢橋 |
| 【日時】 | 2008年 3月30日 |
| 【メンバー】 | 単独 |
| 【天気】 | 晴のち曇 |
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3月29日9時 500hPa高層天気図(クリックで拡大)
3月29日(土)に行くか30日(日)にするか、28日(金)の時点で迷った。寒冷渦が北日本を通過、29日(土)は上空の寒気が残って一時的に冬型気圧配置となり降雪が予想されるが、午前中までの見込み。季節はずれの新雪を純粋に楽しむなら、29日(土)だ。午前中に登って午後滑れば降雪後の新雪が期待できるが、上空に残った寒気の影響で山頂付近の風雪が収まるのが遅れれば厳しい山行になってしまう(3月8日の反省)だろうし、それほどでなくても、谷へと何度も滑り込んでたっぷり楽しむ気分にはなれない天気だろう。 翌30日(日)は小さいながらも高気圧に覆われ、好天の下、山谷を駆け巡って楽しめそうだが、せっかくの新雪が日射で台無しになるかもしれない。 結局30日(日)にした。下層の寒気が残りそうで、早い時間に登れば最初の1本は新雪も楽しめるだろう。 なお、寒気を伴った次のトラフがすぐ後にやってきている。好天は長続きしない見込みだ。 |
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会津駒ヶ岳 ---![]() 4時40分、ヘッドランプを点けて出発。快晴微風だ。 早朝に出発する理由は、前述の通り雪が腐らないうちに滑りたいこともあるが、会津駒のような人気のエリアの場合、真っ先に登って静かな山行を楽しみたいことも大きな理由だ。他人のラッセルを当てにしてわざと遅く発つ人もいるらしいが、そんなことをしても面白くない。 いつものショートカットルートを通り、共同アンテナの台地へ。やはり昨日もたくさんの人が入山したらしく、シュプールが入り乱れて雪面が荒れている。帰り、登山ルートに沿って滑るのは最小限にしたい。 標高が上がるにつれ、昨日のトレースが次第に無くなる。やはり昨日は、山麓では晴れていても頂上や主稜線近くでは午後になっても風雪が強かったようだ。 ラッセルが始まるが、それほど深くはない。 |
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--- 中門岳への稜線 ---
![]() 8時40分、会津駒山頂。 荷物も降ろさずに写真だけ撮って、中門岳へと向かう。シールを付けたまま少し下ると、気持ちのいい広い雪原の台地が続く。快晴だが、稜線はちょっと風が冷たい。巻雲が出てきた。 |
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中門岳からの滑降 ---![]() どこが山頂だかわからない広々した中門岳でシールをはがし、南東斜面へドロップ。深くはないが、予想通りすばらしいパウダーだ。あっという間に沢床へ。 沢に沿って少し下ると、御神楽沢へ合流。また人跡稀な秘境にやってきた。 |
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--- 巻層雲と日暈 ---
![]() 天気の下り坂を示すように、巻雲は巻層雲へと変わり、太陽が暈を被るようになった。この季節にこのような状況になると、5,6時間の内に雨か雪が落ちて来始める可能性が高い。とはいえ、まだ積雲等は流れてこないから、あわてることはないだろう。 |
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御神楽沢。遠方は丸山岳方面 ---![]() もう一度主稜線まで登り返さなければ帰れない。シールを付け、まだ一様に雪に覆われている御神楽沢を遡行。くるぶし位のラッセル。二俣の手前で滝を高巻いた。雪の下の滝つぼから轟々と音がして、気持ち悪い。 二俣からは、左俣を少し登ってから中間の尾根に取り付く。登るに従って先ほど滑ったシュプールが見えるようになり、大いに自己満足。 会津駒ヶ岳・大戸沢岳中間の2098mピークへ13時05分到着。高層雲が空を覆って、日差しがなくなった。 |
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--- 2098mピークから下ノ沢への下り ---
![]() シールをはがし、下ノ沢へ向かって南南東へドロップ。駒ヶ岳登山中に確認したクラックを避けるため、まずは1936標高点を目指す。上部急斜面はクラストしていて緊張するが、すぐに尾根状となって傾斜が緩み、雪も適度に軟らかくなる。1936標高点の手前で尾根をそれ右側の沢状斜面へ飛び込むと、大きな1枚バーンが広がる。午後の南面のためあまり期待していなかったが、ここがすばらしかった。たまに写真を撮るために立ち止まった以外は一定のリズムでシュプールを刻んで、源六郎沢に合流するまで一気に滑った。 源六郎沢には、昨日のものだろうか、1本だけかすかにトレースがあった。会津駒から源六郎沢源流部へのたくさんのシュプールが、先ほどの2098mピークから見えていたが、登り返しを嫌ってか、今日はここまで滑ってくる人はいなかったようだ。 源六郎沢に沿って少し下るが、この先には大瀑や竜ノ門の滝があるため、会津駒登山道まで再度登り返す。以前来た際は枝尾根に取り付いたが、急斜面で大変だったため、先ほどの滑降途中に対岸にあたりをつけた沢を登った。出合い部は急だったが、後は簡単に登山道まで登れた。 ここから、今日3度目の滑降。だが、朝に思ったとおりたくさんの人がいて雪面は酷い荒れようだ。すぐに左側へとそれると、ノートラックの雪原となる。軟らかくなった雪の表面は、日が翳ったためにモナカ状になりつつありちょっと滑りにくいが、あの荒れた雪と人くさい中を滑るよりずっと快適だ。やがて斜面が狭くなるので隣の沢に乗り移って、また下ノ沢へと向かう。ちょうど、滝をすごく大きく高巻いた形となった。 林道の終点に出たら、登山口まではあっという間だ。 スキーの機動性を生かすことができた山行に大満足の1日だった。 |
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