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お天気山行日記 - 索引
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予報士Fun
針ノ木雪渓テレマークスキー
2008年11月29日
スキーシーズンがやってきた。シーズン初スキーは、各地の積雪を見て、針ノ木雪渓とした。この土日は、扇沢まで車で入ることのできる最終の週末である。
【山域】
北アルプス・後立山
【日時】
2008年11月29日
【コース】
扇沢〜針ノ木雪渓〜マヤクボのコル〜扇沢
【メンバー】
単独
【天気】
快晴
--- 針ノ木岳 ---
昨夜扇沢へ到着したのだが、駐車場内の深雪でスタック。深夜にもかかわらず3人の方に助けていただき、なんとか脱出。感謝。
朝、6時20分出発、快晴。土産物屋の裏から沢を渡って入る、残雪時期に使われる右岸のルートは藪が多くて無理、作業道を進む。赤沢岳が朝焼けに染まって美しい。新雪の下の雪は締まっていて、ラッセルの深さはくるぶしくらい。先行者が一人いるらしく、トレースを使わせてもらう。
11月29日9時 700HPa高層天気図
(クリックで拡大)
秋から冬へと移ろうとしているこの時期、寒気を伴った気圧の谷が短い周期でやってくる。
一昨日低気圧が通過して三陸沖で発達中であり、基本的に冬型気圧配置である。しかし、高層天気図を見ると、本州付近は小規模ながら気圧の尾根になっており、中国東北部から朝鮮半島には寒気を伴った鋭い気圧の谷があって、これに対応して日本海で低気圧が発生。このため、一時的に冬型気圧配置が崩れ、信州・北陸地方では好天が期待できる。
しかし、この天気は今日日中いっぱい、夜には雲が増えてきて、低気圧が通過する明日は再び冬型気圧配置になるだろう。
また、昨日の冬型気圧配置の際には、良い雪が積もっただろうことが期待できる。
一方、700HPa場では3000m等高度線に沿ってジェット気流の下層風が見られる。稜線では風に注意が必要だ。
--- マヤクボのコル付近からの滑り ---
快調に高度を稼ぎ、マヤクボカールへの最後の登りで先行者の前に出る。カール底で一休みした後、マヤクボのコルへ。稜線に出ると激しい風が吹いていたので山頂は止め一旦下ることにした。
先行者に続き、カール底へと滑る。深くはないが、良いパウダーだ。
カール底から、再度シールを貼って、今度は山頂の針ノ木峠側の稜線を目指した。 弱層をチェックしたが、数cmの浅いもの以外はよく締まっていたので、安心していた。稜線直下、いったん傾斜が緩む場所まで登ったところで、上方の雪面が突然切れた。そのまま足下の雪と一緒に流される。幸い流れる雪は浅くてスピードもゆっくりだったので危険性は感じられなかったため、流されながらも割と冷静に体制を整えていられたが、カール底近くまで流されてしまった。
当然モチベーションは萎えてしまい、再度登り返そうとは思えなかった。シールを剥がして下ることにする。
--- マヤクボカール底で。強風で雪が痛い ---
マヤクボ沢出合まで新雪を楽しく滑ったが、ここから下はデブリのオンパレード、すでに疲労した足でのテレマークでは結構きつかったが、これはテクニックの問題だろう。
1時40分、扇沢着。
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