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会津駒ヶ岳テレマークスキー
2008年12月28日

寡雪で始まった今冬にも、いよいよ沢山の雪がやってきた。予想通りたっぷりのパウダースノーだったが・・・。
【山域】 南会津
【日時】 2008年12月28日
【コース】 桧枝岐村・滝沢橋〜1280m地点〜滝沢橋
【メンバー】 単独
【天気】

12月28日9時 地上天気図(クリックで拡大)

今冬は、冬型気圧配置が持続せず、またあまり強くならなかった。これは、高層の気圧の谷の幅が広くなかったことや、日本の南に帯状の高気圧があったりしたことが原因だった。
しかし、数日前から第一級の寒気がやってきた。一冬に数度あるかという強いものだ。オホーツク海の低気圧が台風並みに発達して強い『引き』の冬型になって、一昨日から日本海側の地方では雪が降り続き、大荒れの天気となっている。

12月27日21時 北半球500HPa高層天気図(クリックで拡大)

北半球の高層気圧配置や気温を見てみると、今回の寒波が世界的に見ても第一級のものだとわかる。北海道上空の寒波は、なんとシベリアやアラスカの北部と同等なのである。北極の寒気が切り離されて、日本付近で滞留している状態だ。

衛星可視画像を見ると、オホーツク海にきれいな渦が見える。上空の寒冷渦(切離低気圧)に対応してその下を反時計回りに移動しており、なかなか日本から離れない。
だが、日本海の筋状の雲の離岸距離はすでに広くなっており、冬型は明日以降次第に緩みそうだ。
12月28日11時 衛星可視画像          

現地に前夜到着し、車中泊。雪が激しく降っており、朝起きると屋根に20cm位積もっていた。6時5分、新調したヘッドランプを点けて出発。風は弱いが、雪は相変わらず。
林道には、昨日のものと思われるトレースがかすかに残っている。上ノ沢分岐にテントが設営されており、ツボ足の単独行者が出発準備中だった。昨日、やっとここまでワカンで来たんだそうだ。
いつものように、上ノ沢に沿って少し上ってから右側の台地を登る。再度林道に出たら、そのまま窪状を登って適当なところで左の尾根に上がるが、すさまじいラッセルで全くはかどらない。ここ2日間で新雪が1m以上積もっていて、ラッセルは膝上、しかも湿っていて重い。
一方で、これほどの積雪深にもかかわらず、今シーズンはじめからの累積降雪量が少ないためか、藪はまだ多い。降って締まってを何度か繰り返さないと結局、藪が押しつぶされないようだ。
過去の同時期に来た日付 2005年12月17日 2007年12月15日  2008年12月28日
(今回)
9時の積雪 83cm 23cm 128cm 
月頭から前日までの降雪量累積 181cm 70cm 163cm 
状況 藪少ない  藪多い  藪やや多い 
1280m地点で登高終了とした。深いラッセルとはいえ、共同アンテナ台地までさえも登れなかったのは初めてだ。
肝心の滑降だが、あまりにも深い雪のため、下りでも全然滑らない。それでも、ほぼ直滑降に近い滑りで降りていく。藪はまだ煩く、一度スキーを引っ掛けて大転倒、深い雪のため起き上がるのに大苦労。かなり下ってから、今朝のワカンの人にすれ違った。やはり、スキーの機動性はすばらしい。
雪は相変わらず強く降っている。下山後木賊温泉に行ったが、積雪が多すぎて湯船まで行くことができなかったため、湯の花温泉で暖まってから帰宅。

予報士Fun