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真名板倉山(1338.9m)テレマークスキー
2009年 2月21日

以前からその名前が気になっていた、南会津の真名板倉山(1338.9m)に行ってきた。
少し藪が濃かったものの、すばらしいパウダーを堪能。
【山域】 南会津
【日時】 2009年 2月21日
【コース】 南会津町舘岩・塩ノ原〜宮沢〜真名板倉山(往復)
【メンバー】 単独
【天気】 吹雪

                      --- 真名板倉山頂上 --- manaitagura.jpg

旧:舘岩村(現:南会津町)に、真名板倉山という山がある。以前からその名前が気になっていた。"真名"という地域にある板倉山ということなのか、でもこの付近に真名という地名は見当たらないし、それとも"真名"というのは枕詞みたいなもの?あるいは日光の大真名子山と関係があるのか?などと考えていた。そんな時、ふと"マナイタグラ"と読めることに気づいた。調べてみると、やはりそう読むのが正しいらしい。
"マナイタグラ"といえば尾瀬の燧ヶ岳の三角点があるピークが有名だ。こちらは俎ーと書く。また、谷川連邦の俎嵒も有名だ。俎倉という地名はほかにも福島、新潟、石川、茨城などにあるようだ。

さて、今回登った真名板倉山だが、冬に登った記録は見ない。だが地図上では、北西側に滑ると楽しそうな広い沢があり、ぜひ滑ってみたかった。

2月21日9時 地上天気図(クリックで拡大)
asas_022100utc_s.jpg
日本の東方海上に抜けた南岸低気圧が日本海で発生した低気圧と合体し、高層のトラフの下、猛発達。500HPa面の温度場を見ると-30℃の寒気が南下し、北日本は厳しい冬型気圧配置となっている。こんなときは、森林限界を抜けないこんな山が適当だ。
登山口近くに朝来るとやはり猛烈な地吹雪。国道の広くなっているところに邪魔にならないよう車を止め、車内でゆっくりしてから8時に塩ノ原集落を出発。
宮沢右岸沿いの林道をたどるが、いきなり厳しいラッセル。集落から10分ほどの場所でニホンカモシカに会う。約1時間登って林道が左岸に渡ったところで、尾根末端に取り付く。
しばらく尾根の北側をトラバース気味に登り、ジグを切って、傾斜が緩くなった尾根上に上がる。今年は積雪が少ないせいか、藪に苦しめられる。強い風が轟音とともに吹き付けてくるが、頭上を通り抜けていくらしく、意外と厳しくない。
地図で見たところたおやかな尾根に見えるが、頂上が近づくと以外にも大岩が尾根をふさぐ。これが"マナイタグラ"命名の由来か?などと考えながら、難なく基部を巻いて登れた。

           --- ツリーラン。パウダー! --- spur.jpg

11時45分、登頂。平らな頂上には樹林がなく、広々している。こちらが"マナイタ"の由来かもしれない。こんな山の中に大きな電波反射板があるのには驚いた。
風が収まり、薄日も差してきた。休憩後、滑降準備をして北へとドロップ。沢状地形はすぐに北西へと向きを変える。日差しが当たりにくい地形のせいだろう、すばらしいパウダーだ。だが、今年の小雪のせいでちょっと潅木がうるさい。カモシカがびっくりして逃げていった。ごめんごめん。

--- ニホンカモシカ ---           kamosika.jpg

あっという間に標高差580mを滑り降り、朝取り付いた尾根末端近くの林道に出る。自分がつけたトレースが残っており、おかげで楽々登山口へ。

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