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鳥海山(2236m)テレマークスキー
2009年 4月30日- 5月 1日

月山の次は鳥海山。思ったより厳しく、頂上手前までで引き返した。

【山域】 東北中部
【日時】 2009年 4月30日- 5月 1日
【コース】 4月30日: 鳥海ブルーライン・駒止 - 大平 - 1660m峰 - 大平
5月 1日: 大平 - 月山 - 伏拝岳 - 鳥海湖 - 大平 - 駒止
【メンバー】 単独
【天気】 30日:快晴/ 1日:巻層雲のち快晴

--- 1660m峰 ---             
4月30日
前夜、鳥海ブルーラインのゲート前へ移動。
朝9時のオープンを待っていたが、先日の雪のため明日まで延期とのこと。月山スキー場のように営業施設がないので除雪作業ものんびりしている。明日まで町で時間をつぶすことや秋田側から上がることも考えたが、道路を大平まで歩いて上がり、泊まることにした。テントは持って来ていないが、ツェルト、シュラフ、マット、バーナー等の炊事道具はあるので、オープン前の山荘の陰にツェルトを張れば十分眠れるだろう。問題は30リットルのザックしかないことだが、手提げバッグを使うことにした。スキーとブーツをザックに縛り、手提げバッグを抱えて舗装路を延々と登った。

標高1000mの大平に宿泊用具とスニーカーをデポし、蔦石坂の広い斜面に取り付く。道路の通行止めのせいでまだ誰も滑っていなかったので、帰りが楽しみだ。蔦石坂を登りきって見晴台に出ると、広大な緩斜面が続く。
出発が遅くなったので頂上方面は明日にして、長坂道の1660m峰までとした。鳥海山山頂付近がよく見える。思っていたより荒々しい様相なのに驚く。

                        --- 蔦石坂 ---


緩斜面の滑りはスピードが出て気持ちがよい。また、蔦石坂のノートラックの斜面では、日本海へ飛び込むかの様な豪快な滑りを楽しめた。
時間がまだたっぷりあったので、ここを何度か登り返して遊んだ。

--- 水平線に沈む夕日 ---          

日本海に沈む夕日が大変美しかった。日没まで大平でのんびり過ごす。


5月 1日

5月 1日9時 700hPa高層天気図(クリックで拡大)

5時20分大平出発。まだ雪面が硬いのでアイゼンを付けて蔦石坂を登り、緩斜面を行く。
西風が強く、ザックに付けたスキーが煽られる。高積雲や高層雲が広がり日射が弱く、雪はいつまでたっても硬いままだ。南岸から広く高気圧に覆われているが、この地方は北端にあたっている。また、北海道付近を弱い気圧の谷が通過中だ。そのため、一時的に雲が出ているものと思われる。
扇子森などのアップダウンののち、文殊岳の登りにかかる。千蛇谷への降り口を覗いたが、積雪と強風でとても降りられそうにない。
最高峰の新山まで谷(火口原)を越えて行く元気はないし、これまでの疲れとうんざりする強風のため、伏拝岳の手前で終了とした。

--- 鳥海湖 ---                      

さて、待望の下り。始めのうちは雪面が硬くてターンしにくいが、少し高度を落とすと滑りやすくなる。扇子森の手前からは南にそれて鳥海湖の南側へ下ってみた。面白い地形だ。付近には、頂上は目指さずに周囲のカール状地形で遊んだり、谷へと滑り込んだりしている人も多い。シールを付けて登りのルートに戻ったら、あとは緩斜面を飛ばし、また蔦石坂を下って大平へ。

ここで宿泊用具等を回収して小さいザックに無理やり縛り付け、舗装路は歩かずに残雪の林間を滑った。いつどこで雪が消えてもいいように道路からはつかず離れず滑ったら、葛折れの区間はすべてショートカットできたので、舗装路歩きは1.5Km弱で済んだ。

          --- 吹浦漁港と鳥海山。左方の三角の斜面が蔦石坂 ---


下山後温泉に入ってからのんびりと帰った。吹浦漁港から見る鳥海山が美しい。ほんの数時間前にあそこにいたと思うと、不思議な気分だ。スキーの機動性に感謝。


       
  30日 01日  
シール歩行など

 
滑降

 

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