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お天気山行日記 - 索引
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予報士Fun
富士山テレマークスキー
2009年 6月 2日
今シーズンは雪が少ないため終わりが早かった。シーズン最後のスキーは富士山となった。
【山域】
富士山
【日時】
2009年 6月 2日
【コース】
富士宮口5合目 - 銀名水 - 頂上(3776m) - 火口底(3535m) - 銀名水 - 5合目
【メンバー】
単独
【天気】
快晴のち晴
06月02日09時 500hPa高層天気図
(クリックで拡大)
前夜、富士宮口5合目まで車で登り、車中泊。
6時、5合目出発。余り早く登ると頂上付近の雪が緩まないうちに着いてしまうので、ゆっくりと出発だ。快晴だが、思ったより風が強くて寒い。でも、たぶん次第に弱くなるだろう。
ここしばらく不順な天候が続いている。500hPa気圧場には大きな寒気があり、カムチャツカの高気圧とあいまってブロッキング状態となりずっと居座っている。北方系の気圧配置は梅雨入りの準備が着々と進められているといった具合だ。だが、南方系の流れが弱く、まだ梅雨入りにいたっていない。
マクロスケールの寒気と気圧の谷にあっても、マクロβスケール(総観スケール)あるいはメソαスケールで見ると今日は寒気が緩み、気圧の尾根となっている。そのため、南岸から高気圧に覆われそうなことが数日前から予想されたので、今日を選んだ。過去の経験から、富士山で快適に滑るためには、雪面が緩むことと濃いガスに巻かれない気象条件を見極める事が肝心だ。
6時40分、6合目の少し上の2670mで雪渓末端となったので、ここで靴をスキーブーツに履き替え、アイゼンを付けて登った。雪のない夏道をそのまま登るべきかいつも迷う。
8合目に8時35分着、約15分休憩。北方を中心として空全体に薄く巻雲が出始めた。やはり寒気の影響により完全な快晴にはならないようだ。だが、形状は晴れ巻雲なので心配は要らない。また、高度をかなり上げたにもかかわらず風は5合目と同等なので、弱くなる傾向と思われた。
--- 頂上 ---
薄い空気のせいで歩みが遅くなり、数歩歩いては休憩するようになる。10時55分、火口縁の銀名水(3720m)に着く。上部の積雪量は例年より多いようで、銀名水直下の急斜面でもずっと雪が繋がっていた。
11時20分、剣ヶ峯頂上。ほぼ無風で暖かい。こんな穏やかな状況は初めてだ。
南アルプスなどの景観を楽しむ。北方は雲が湧いてきて八ヶ岳などは見えなくなってしまった。
11時35分、日本最高峰の石碑の横でスキーを付け、火口の急斜面を滑る。程よく雪が緩み滑りやすいが、薄い空気のせいかテレマークターンを続けると息が切れるので、何度か途中で休む。
火口の底(3535m)で寝転び丸い崖を見ながら約20分の休憩後、アイゼンを付けて火口縁まで上り返す。風が出てきたので、火口縁上の雪は早くも表面が硬くなり始めている。気温が0度以上でも、風にさらされると気化熱を奪われるためだ。
--- 8合目から雪渓を見下ろす ---
13時30分、滑降開始。滑れないことの多い銀名水直下も今回は滑れるし、雪面もきれいなのでうれしい。広い雪渓を宝栄火口に飛び込むように自在に滑る。
3060mで雪渓が切れるので、板を外して数m歩き、西側の雪渓へ移る。2800m付近でさらに隣の雪渓へ乗り換え、2680mの雪渓末端まで滑った。最後は登山靴に履き替え、ガラガラの夏道を5合目までのんびりと下った。
登り
滑降
下り(夏道)
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