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お天気山行日記 - 索引
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予報士Fun
鳥海山(2236m)千蛇谷テレマークスキー
2011年 5月 5日
2年前にこの谷を覗き込んだときに、ここをどこまでも滑ってみたいと思った、千蛇谷と広大な鳥越川源流域。充実感を味わいたいなら、下から自力で登ってみよう。ロングコースなので早立ちが必要だ。
【山域】
東北中部
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【日時】
2011年 5月 5日
【コース】
中島台 - 獅子ヶ鼻湿原・出壷 - 鳥越川 - 千蛇谷 - 新山 - 獅子ヶ鼻湿原 - 中島台
【メンバー】
単独
【天気】
曇りのち晴れ
--- 鳥越川源流域と新山 ---
4時過ぎ、少し明るくなり始めたころ、中島台の駐車場を出発。どんよりとした曇り空。
獅子ヶ鼻湿原の木道を歩く。沢(赤川)を渡ったあたりから、雪の上を歩くようになる。ここで、ちょっと遠回りだが、出壷という湧水を見に行く。豊富な水がいきなりとうとうと湧き出し、さらに不思議なことに、そのすぐ下流で渦を巻いて沈み込んでいる。
段丘を1段上がってからスキーを履き、しばらく深い樹林帯の緩斜面を行く。霧が出てきた。視程100mくらい。やがて、2つの沢に挟まれた狭い尾根を歩くようになり、そこを過ぎると、広大な雪原が広がる。ちょうど霧が晴れ、広く見渡せるようになった。急速に青空が広がり始め、鳥海山が突然見えて、予想外の壮観に驚く。
ここは爆裂火口の内側に当たり、大きくゆったりした起伏で地形は複雑だが、緩やかで、最終的には千蛇谷に収束するので、どこを登っても大丈夫だ。日本離れした高大な雪原がすばらしい。
05月05日09時 850HPa高層天気図
(クリックで拡大)
高層の気圧場を見ると、気圧の谷は通り過ぎ、広く高気圧に覆われそうだ。ところが、温度場を見ると、寒気トラフが低層に残っていることがわかる。そのため、山上はすばらしい天気になりつつあるが、雲海が広がり、この雲はなかなか取れそうにない。
--- 千蛇谷 ---
快晴で文句の付けようがない天気。一方、下界は層積雲の下だ。
たくさん写真を撮りながら登っていくと、やがて谷が狭まり、U字谷のようになる。緩斜面と中斜面を数回繰り返し、新山(鳥海山最高峰)直下まできたら、大物忌神社へ向かい、さらに少し急登して山頂に到着。
--- 鳥海山・新山頂上 ---
すばらしい景色、スケール、高度感。やはり、スカイラインなどを使って車で登らず、下から自力で登ると充実感が大きい。外輪山最高峰の七高山には多くの人が見えるが、谷を渡ってこちらまでやってくる人は少ない。
順調に到着したため、山頂でゆっくりする。
--- 千蛇谷の滑降。その先には鳥越川源流域が広がる ---
さあ、待望の千蛇谷とそれに続く大斜面の滑降だ。新山の下りは傾斜がきつく、また一部凍っているところもあるので慎重に下ったが、その後はどんどん飛ばした。広い斜面のどこを下ってもOK、自由自在に滑れる。そして、滑っても滑っても広い斜面は続く。時にはわざと狭い沢底に下りて、無雪期にはちょっとした滝になっていると思われる急斜面を滑ったりもした。
やっと例の狭い尾根になり樹林帯となるが、ここからもまだ長い。
最後にちょっと寄り道して、『あがりこ大王(ぶなの巨木。炭焼きのため人為的に奇形となったもの)』を見に行く。赤川を渡る手前まで雪を拾ってスキーが使えた。
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