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浄願寺山(239.5m)里山登山
2011年 8月15日

香川県には高い山は無く、平野の真ん中にポコポコと小さいが急な山が散在するのが讃岐平野の特徴(メサあるいはビュートという)。そして、急斜面が幸いしてか、低山にもかかわらずあまり開発されていない。
浄願寺山は、実家の近くのそんな山の一つで、大変好きな山。特に、頂上から南の岩尾根に下りてきた際に広がる景色は、空を飛んでいるようだ。
【山域】 四国
【日時】 2011年 8月15日
【コース】 片山池 - 浄願寺山(239.5m) - 野山(203m) - 切通越 - 浄願寺山 - 小山(166.8m) - 鞍部 - 片山池
【メンバー】 父と自分
【天気】 晴れ時々曇り

                    --- 左から、小山、浄願寺山、切通越 ---

実家から自転車で登山口へ。片山池の下から上り始める。いきなり急傾斜だ。夏草がうるさいが、歩き難いほどではない。
白禿神社の祠を過ぎてひと頑張りで、頂上南方の岩尾根上部へ出る。ここの景色は、帰りのお楽しみ。ここから頂上まではほとんど傾斜が無く、ウバメガシなどの深い樹林の中のよく整備された路となる。東展望台を回って頂上へ。展望は無い。

08月15日09時 地上天気図(クリックで拡大)

今朝未明に、激しい雷雨があった。天気図を見ると、四国地方は南から高気圧にゆるく覆われており、一見それほど悪天にはなりそうに無い。だが実際には、南西から湿った暖かい気団が流入することによって雷雲が複数発生、四国西南部から近畿地方へと移動して激しい降雨となった。当時は基本的に西南西の弱い風だったが、降り始めには強くなり、突風も吹いた(ガストフロント)。雷雨通過後約30分間は東方向の風に変わったが、しばらくしてまたもとの風向に戻っている。また、降雨中は一時的に気圧が上がっている(メソ高気圧)。マルチセル型の雷雲が世代交代しながら、ダウンバーストを伴った強い雨を降らせて駆け抜けていったのだ。
今は晴れてとても暑い。湿度が高く、遠方はかすんでいる。

浄願寺山頂上から西へとゆるく下ると、送電線の鉄塔があり、点検のためにきれいに駆り払われているので、ここでも景色が広がる。右に折れ、一直線に急降下すると、野山との鞍部となる。野山へは山腹を斜登高していく。縦走路が鞍部で曲がっているため、谷越しに浄願寺山の大きな斜面が視界を覆い、どこか大きくて深い山に来ているようで、とても200mそこそこの山とは思えない。いま登っているこちら側の斜面も、南アルプスあたりの草付き斜面の雰囲気だ。
野山へはすぐ登り着く。また急斜面を下ると、切通越だ。
ここから引き返すが、野山は通らずに、送電線巡視路の広い道を大きく折り返しながら緩く登り、浄願寺山頂上西のさきほどの鉄塔へ出る。浄願寺山頂上まではすぐだ。

                    --- 岩尾根で突然広がる景色(西側) ---

2度目の頂上から緩い下りを南へ向かうとちょっとした岩尾根があって、深い森の中から突然に視界が大きく開け、左右に景色が広がる。ここが、この山の一番好きなところで、まるで宙を飛んでいるようだ。
その先またすぐに森の中へ入り、小山との鞍部へ着く。小山の三角点まで往復したら、鞍部から片山池へとよく整備された路を下る。



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