Home > お天気山行日記 - 索引 > 予報士Fun
大戸沢岳(2089m)テレマークスキー
2012年 1月 8日

底なしパウダースノーを終始単独激ラッセル、フェースショットのパフパフディープスノー滑降を堪能。
【山域】 南会津     地図(クリックで拡大) →
地図(クリックで拡大)
【日時】 2012年 1月 8日
【コース】 桧枝岐・下大戸沢スノーシェッド南側 - 1386m台地 - 大戸沢岳 - 大戸沢岳北東尾根 - 下大戸沢スノーシェッド北側
【メンバー】 単独
【天気】

01月08日09時 850HPa高層天気図(クリックで拡大) 
1月08日09時 地上天気図(クリックで拡大) 

6時45分、下大戸沢スノーシェッド南側出口の横から入山。雪。いきなり深いラッセルだ。昨日入山した人がいたようだが、トレースはほぼ消えている。
いつものように尾根末端を下大戸沢側に回り込んで、小さな沢状地形から取り付く。脛まで潜るラッセル。1836m台地までターンを繰り返して順調に登る。台地に出ると、強い吹雪が時折吹き付けてくるようになる。

地上天気図では、冬型の気圧配置が緩んで等高線の間隔は広くなってきた。しかし、850HPaの気温場を見ると、-12℃の寒気が南下している。それより高層も含め、全体としては冬型の気圧配置が緩みつつあるが、この寒気が居座っているために、まだ雪が降り続いているようだ。

桑場小沢の源頭1640mの痩せ尾根を渡るあたりから雪がさらに深くなって、ファットスキーを履いていても膝から太ももまでもぐるようになる。疎林の大斜面で、黙々と一人ラッセルを続ける。視程は200m位で、頂上は直前まで見えなかった。14時ちょうどに頂上の一角に登り着き、ここでよしとする。うまい具合に風が収まってくれたので、シールを剥がす等の滑降準備は楽だった。

北東尾根へと滑る。視界は相変わらず悪く、真っ白な中で目標が定められないので何度も止まって方向を確認する。底なしのさらさらパフパフの雪はすばらしい浮遊感をもたらしてくれて、楽しい。しばらく下って樹林が出てくると安心して滑れる様になるが、ディープスノーはまだまだ続く。途中から左側に逸れるといい斜面があるが、今回は尾根を忠実に下った。
沢まで下りると緩傾斜となって、下りラッセルで進まなくなる。何度か左右にスノーブリッジを渡る。桑場小沢が合流したら、下大戸沢左岸の段丘上をラッセル。国道間近で右岸に渡るが、いつものスノーブリッジが無い。幅が狭く対岸が低くなっているところを探し、スキーを脱いで対岸に投げてから、かろうじて飛び移った(数年前に落水したことあり)。

予報士Fun