裏磐梯から頂上周回。急に晴れてきてラッキー。
--- 弘法清水小屋付近で急に晴れ、頂上が見えた ---
5時少し前にスタート。明け方、数cmの降雪があったようだ。まだ暗いゲレンデの端を登る。雲の切れ目から下弦の月が時折り見える。
ゲレンデトップから銅沼を抜けて、爆裂火口内を南東へと横断して尾根に取り付く。
3連休の3日目とあって、トレースはがっちり踏み固められており、シール登高からアイゼン登高に切り替え、スキーを担ぐ。3合目(天狗岩手前)の稜線に上がると、風が強くなる。すぐ近くの櫛ヶ峰や磐梯山頂上は、まだ雲に覆われて見えない。
03月20日09時 850hPa高層天気図(クリックで拡大)
地上天気図では移動性高気圧に覆われて、穏やかな天気になりそうだ。
高層天気図でも総観的には気圧の尾根となっているが、850HPa高層天気図を見ると、注意してみなければ気づかないような小さな気圧の谷が北日本を通過している。そのせいで明け方に降雪があったし、山頂部の雲もなかなか取れない状況になっている
--- 中ノ湯跡へ下る途中で頂上を振り返る ---
弘法清水小屋付近で急速に晴れてきて、ラッキーだ。山頂付近はシュカブラがひどいので、山頂の少し下にスキーをデポして山頂を往復。山頂からは一昨日行った鉄山や昨日行った東吾妻山などが良く見えた。登ってきた裏磐梯方向も良く晴れている。猪苗代方面は、平野部は晴れているが湖は雲に覆われて湖岸以外は見えない。水面が温かいせいだろうか。
スキーデポ地まで戻ってスキーを履き、中ノ湯跡方向へ下る。密なダケカンバ林を縫って延々と斜滑降すると、あっという間に中ノ湯跡に到着。その後銅沼まで降り、少し歩いた後ゲレンデを滑って終了。まだ10時前だった。
充実した3連休を過ごせ、大満足。