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雨ヶ立岳・布引山テレマークスキー
2017年 4月 1日

山スキーのクラシックルート。
【山域】 谷川連峰     地図(クリックで拡大) →
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【日時】 2017年 4月 1日
【コース】 宝川温泉 - 雨ヶ立岳 - 布引山 - ナル水沢出合 - ウツボギ沢出合 - 布引山南方尾根へ登り返し - 宝川温泉
【メンバー】 単独
【天気】 曇り


--- 周りの山はどんより ---


天気回復を待って、宝川温泉7時出発。先ほどまで降っていた雨〜霙はあがった。初沢の少し先で林道から右の尾根へ入る。広い不明瞭な尾根を登って稜線に上がり、二重山稜の尾根を伝って特に困難な場所もなく雨ヶ立岳へ。

04月01日09時 衛星水蒸気画像


偏西風が長波となって大きく波打ち、高層にはオホーツク海から日本海に大きなスケールの気圧の谷があって南南東進中。水蒸気画像では、これに対応する暗域が明瞭だ。本州はその南側に当たっており、西南西から湿った気流が流れている。
したがって、気温は低くないが湿度の高いどんよりした天気。
気圧の谷に対応して地上天気図には本州南岸に低気圧があって、南の方ほどぐずついた天気となっている。関東地方では昨夜から今日日中にかけまとまった雨が降ったが、関東北部山間部では雪がちらついた程度。新雪はほとんど積もらなかったようだ。

--- 暗域の南下に伴い、天気は次第に回復。

布引山南方尾根へ登り返し後の滑降途中で、尾根を振り返る ---


雨ヶ立岳からシールのまま少し下り、広い尾根を布引山へ。途中一時ホワイトアウト。
布引山からは西側尾根の滑降を楽しみ、宝川へ。広い谷を滑り、ウツボギ沢出合の広河原で再度シールをつけて、布引山南方尾根へ200mほど登り返し。
尾根からは広い斜面を気持ち良く滑って林道終点付近へ。林道の雪はすでにグズグズになっていて、滑らない雪を歩かなければならなかった。


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