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丹沢主稜周回1day
2017年 6月24日

ロングコースの日帰り周回にチャレンジ
【山域】 丹沢
【日時】 2017年 6月24日
【コース】 寄大橋 - 雨山峠 - ユーシン - 檜洞丸 - 蛭ヶ岳 - 丹沢山 - 塔ノ岳 - 鍋割山 - 寄大橋
【メンバー】 単独
【天気】 快晴のち時々曇り


06月24日09時 地上天気図(クリックで拡大)
06月24日09時 700HPa高層天気図(クリックで拡大)

神奈川県に長く住んでいるが、県内最高峰の蛭ヶ岳に行ったことがなかった。今回のコースは以前から温めていたプランだが、ロングコース(標準コースタイムは17時間)のため躊躇していた。

南岸に梅雨前線が停滞している。昨日前線の北側にあって前線を南に押し下げていた高気圧は東に過ぎてしまったが、かろうじて西端が東日本に残っている。午前中はカラッとはしないものの天気は良さそうだ。
東海地方沖の梅雨前線にキンクがある。高層天気図を見ると西日本に小さな気圧の尾根があるが、これが東に進む午後には尾根の後面となり、暖気の流入がありそう。また、紀伊半島沖には湿域があり、これも流入してきそう。
これらにより、午後には梅雨前線上のキンク部に低気圧が発生、今日いっぱいは雨が降るほどではないが、南から流入する湿気が斜面で上昇してガスが発生するなど、天気は下り坂だ。


蛭ヶ岳。朝は天気が良かった
鍋割山。ガスに巻かれた

朝4時、薄明が始まるころ出発し雨山峠へ。最後は沢の中を歩いて面白い。ユーシンから檜洞丸への登りは急登だが、気持ちが良い。檜洞丸から蛭ヶ岳への中間の神ノ川乗越で5分南に下り給水。少し頑張りすぎて疲れたので、臼ヶ岳でちょっと昼寝。ここがちょうど中間地点。
ここまでは静かな山行だったが、蛭ヶ岳まで来るとさすがに人が多くなる。丹沢山への稜線は笹原があって気持ちが良い。塔ノ岳で休憩中にガスが湧き始める。
鍋割山への稜線はほぼガスの中。鍋割山からは南への稜線をたどり、途中から右へ折れて作業道を下った。
距離は30km、登りと下りの累積標高差はそれぞれ3,500m。さすがに膝はガクガクになったが、大満足。


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