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巻機山 テレマークスキー
2019年 2月 2日

深くて重い雪の単独ラッセル。1500m付近で力尽きた。
【山域】 上越線沿線峰
【日時】 2019年 2月 2日
【コース】 清水 - 井戸ノ壁 - 1500m - (往路を戻る)
【メンバー】 単独
【天気】 雪のち曇り


--- 1400m付近 ---

国道の脇、身長より高くオーバーハング気味の除雪の壁を苦労して上り、清水を6時出発。天気は雪。いきなり深い雪となる。積雪で周囲と区別がつかない林道をショートカットしながら(暗かったため逆に遠回りしてしまったところもあり)進むと、無雪期の登山口に着くころ明るくなってきた。
登山口の手前で斜面に取り付く。緩斜面をラッセルして行くと、次第に傾斜が増して、井戸ノ壁へ。積雪量は十分で、藪は完全に隠れていた。去年の1月に来た時とは大違い。ただし、上部の一番急なところでは、3日前の晴れのせいだろうか、クラストした雪の上に新雪が乗っている状態で、気を使った。

02月22日06時 地上天気図(クリックで拡大)

雪だが、天気は回復傾向。
日本海に気圧の尾根が進んできて、九州南部から移動性高気圧が張り出してきた。一見天気は良くなるように見えるが、細かく見ると本州中部は西高東低となっている。
カムチャツカ半島に発達した低気圧があるので、北日本はもちろん冬型気圧配置。昨日はこの低気圧と寒冷前線によって北陸地方も強い冬型気圧配置となっていたため、山よりでは多くの降雪をもたらしてくれた。
その低気圧の上空には寒冷渦があって、そこから伸びるトラフが寒気を伴って北日本を通過。
上記が相まって、北陸ではまだ弱い雪となっている。とはいえ、移動性高気圧がやってきているので、徐々に天気は良くなっていくと考えられる。ただし、南からの高気圧によって下層の暖気が入ってくるので、気温は高め。パウダースノー狙いには要注意。

--- 緩斜面の気持ちの良い滑降。1200m付近 ---

井戸ノ壁を登りきると、また緩斜面となる。ここはとても気持ちのいいところ(たとえ天気が悪くても)。だが、深いラッセルはまだまだ続く。1500m付近で森林限界となるころ、力尽きてしまった。
苦労した分、滑降は素晴らしい。ぶなの疎林を縫って気持ちよく滑る。井戸ノ壁もいい具合の雪で、豪快に滑ると、あんなに苦労して登ったのにもう終わり?という感じで、あっという間に下まで楽しく降りてしまった。過去何度かここを滑っているが、苦労した割に報われなかったことが多かった。今回は、今までで最高に良かったと思う。
後は登りのトレースを使って国道まで滑るだけ。



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