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三岩岳(2065.3m) テレマークスキー
2019年 3月17日

良い雪質ではなかったが、一部の北面はかろうじて良い雪を楽しめた。今日も予想外に天気に恵まれた。
【山域】 南会津・会津駒山域
【日時】 2019年 3月17日
【コース】 旧登山道 - 頂上 - (往路往復)
【メンバー】 単独
【天気】 快晴のち曇り、午後は雪


--- 鞍部から登ってきた尾根 ---


国道わきの除雪スペースに車を置き、NTTの中継所への急斜面を登る。朝は雪がカリカリかと思ったが、意外とザクザク登れた。1308mのピークは上手に巻いて、鞍部にうまく出る。

03月17日09時 500hPa高層天気図(クリックで拡大)

上空5500mには-30℃の寒気が南下しており、昨日夕方には雪が降っていたので、あまり良い天気になるとは思っていなかった。が、夜半からよく晴れて、今朝は快晴、放射冷却で冷え込んで朝方は寒かった。
気圧の谷が日本海中部にあるが、その手前に小さな気圧の尾根がある。このせいで、良い天気になったようだ。
とはいえ、後から気圧の谷が来ており、その前面、北陸沿岸の地上には小型ながら低気圧が発生しているので、次第に下り坂になって、午後までこの天気は持たないかもしれない。

--- 頂上に続く広い緩斜面 ---


巻層雲が増え、やがて高層雲、高積雲が出てきて、どんよりしてきたが、まだ時折薄日も見られ、もうしばらくは大丈夫な様子。
緩斜面に出てからも、頂上までは結構長い。風による起伏のある斜面を登り、頂上へ。下りは、ミチギノ沢源頭部の北斜面を少し滑ってから、登路へ戻る。ここは、登路の斜面よりは良い雪が残っていて、起伏も少なく、楽しい滑降。その先、1699mピークからの北東斜面も良かった。
登りにつけたトレースをたどって1308mピークを楽に巻く。その先、雪質はあまりよくなく、狭いところでは我慢の滑りだった。

予報士Fun