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会津駒,中門,大戸沢岳周回テレマークスキー
2023年 03月11日

中門沢、御神楽沢、上大戸沢の源頭部を滑降。疲れたが、素晴らしい天候の下、充実した山行だった。
【山域】 南会津
【日時】 2023年 3月11日
【コース】 滝沢橋 - 会津駒ヶ岳 - 中門岳 - 中門沢源頭 - 中門岳三角点 - 御神楽沢 - 大戸沢岳 - 上大戸沢源頭 - 大戸沢岳南東尾根 - 滝沢橋
【メンバー】 単独
【天気】 快晴


--- 中門沢を見下ろす ---


5時過ぎにスタート、快晴。ここしばらく天気が良く気温も高かかったうえに昨日は雨だったので、カチカチの雪面。この時期になると、スキーよりもツボ足の跡の方が多くなる。斜度が増してきたら早めにスキーアイゼンを装着。しばらくすると明るくなってくる。大戸沢岳や燧ヶ岳などを樹林越しに見ながら登る。
会津駒ヶ岳山頂に着く頃、気温と日射で雪は緩んできた。青空の下、中門岳に続く広い斜面は気持ちが良い。気温が高かった昨日降った雨も、稜線付近では雪だったようだ。
中門岳でシールを剥がし、中門沢源頭部を北へと滑る。重いながらもパウダーが残っていたのは思わぬ収穫だったが、昨日雪だったのは上部の一部だけ、北向き斜面の雪面はちょっと高度が下がるとすぐに硬くなってしまった。もう少し下まで滑る予定だったのだが、早々に引き返した。今後の課題に取っておこう。

03月11日09時 地上天気図(クリックで拡大)


高気圧の中心は北に偏っているが、高圧部分が帯状に短く伸びているために良く晴れた。また、南からの暖かい気流のため、この時期とは思えない高い気温となっている。

--- 中門岳三等三角点から御神楽沢へ。中門岳山頂は左(枠外) ---


中門岳三等三角点は、山頂から北東方向へかなり離れた1988.0m点にある。そこまで登り返して、今度は御神楽沢へ向かって広大な斜面を滑る。日射で雪は適度に緩み、ザラメ状で滑りやすく楽しい。
御神楽沢の1620m付近へと降り立ったら、大戸沢岳へ登る。この登りはいつも疲れるが、振り返って先ほど滑った跡が見えると、にんまりしてしまう。

--- 日が傾きかけた上大戸沢源頭部 ---


大戸沢岳東峰から上大戸沢源頭部の急斜面にへ飛び込む。先ほど同様ここも楽しかったが、あまり深追いしすぎると尾根に戻れなくなるので注意。


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