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王博士(1455m) テレマークスキー
2019年 3月30日

はっきりしない天気。博士山まで足を延ばした
【山域】 南会津
【日時】 2019年 3月30日
【コース】 小野川 - 南尾根 - 王博士 - 博士山 - (往路往復)
【メンバー】 単独
【天気】 曇り(時々薄日)


--- 王博士から。北面に良い斜面。博士山は雲の中 ---

今年は雪が少ないため、小野川集落からR401の標高845m位にあるゲート前まで車が入れた。
道路山側の雪原を進み、道路がヘアピンカーブになるところから尾根に取り付いた。広い尾根ではないが、特に難儀な場所もなく、雪も適度な硬さだったため、あっさりと王博士頂上へ。
まだ時間が早かったため、博士山まで行くことにした。南北に長い王博士の頂上を北端まで進み、シールを剥がして、鞍部まで滑る。この北向き斜面、新雪が残っていて、短いが予想外に楽しかった。
再度シールを付け、博士山へ。それほど時間はかからず、最後は雪庇を乗り越えて頂上へ。雲中のため展望はなし。

03月30日06時 地上天気図(クリックで拡大)

南寄りの風が強くなってきた。高層雲を通して時々太陽がぼんやり見えるが、その下をちぎれた積雲が勢いよく流されていく。
華中から華南の上空には気圧の谷があって、これに対応して地上には、朝鮮半島北部、山陰沖、九州南東沖に低気圧があり、これらを南北に結ぶ線が地上の気圧の谷になっている。低気圧の接近に伴って南寄りの風が強くなっていて、暖気により気温も上がっている(といっても山頂での気温は0度前後)。
今はまだ荒れた天気ではないが、低気圧の接近と低層暖湿気の流入により、夕方からは悪天が予想される。明日の朝には回復してくれると嬉しいんだが・・・。

王博士への帰りは尾根を通らず、南西の気持ちよさそうな斜面を滑る。谷が狭くなってきたところで滑降を止めて、今日3度目のシール登行。王博士からは尾根に沿って滑ったが、最後は東側の広い斜面を滑った。



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