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竜ヶ岳(1485m)・雨ヶ岳(1771.7m)
2019年12月24日

本栖湖南の山を周回。ツボ足での雪山は久しぶり。竜ヶ岳でダイヤモンド富士を見た。
【山域】 富士山周辺
【日時】 2019年12月24日
【コース】 本栖湖キャンプ場 - 竜ヶ岳 - 雨ヶ岳 - 佛峠 - 湖畔 - 本栖湖キャンプ場
【メンバー】 単独
【天気】 快晴のち高曇り


--- 竜ヶ岳の少し手前から、ダイヤモンド富士 ---


明るくなり始めた6時15分に出発。快晴だ。キャンプ場内を歩いて、登山道に取り付く。はじめは数cmだった積雪が次第に増えていくが、多くの人が踏んでいるので楽に登っていく。
途中の東屋がある展望台で数人がカメラを構えて待機していたが、まだ時間があるのでここは通過。雪深くなってきたつづら折れを登って、頂上の少し手前で待機。竜ヶ岳頂上まで行くと、太陽が出る位置が富士山頂の真ん中からずれてしまう。

12月24日09時 700hPa高層天気図(クリックで拡大)

一昨日から昨日朝にかけて通過した低気圧が降雪をもたらした。その後低気圧は日本の東に抜け、冬型の気圧配置になっている。高層天気図では、気圧の尾根が近づいてきている。
朝焼けの南アルプスにはところどころ雪がかかっているのが見えるが、富士山近辺は良く晴れている。ただ、上空は風が強いらしく、富士山頂からは雪煙が上がっている。おかげで、ダイヤモンド富士がちょっとぼやけてしまった。


竜ヶ岳を過ぎると足跡がなくなって、まっさらな雪面を端足峠へと下っていく。どこでも歩けるので、ところどころショートカット。端足峠から雨ヶ岳への登りでは雪が深くなってきて、標高差500mほどの登りに2時間以上かかった。
雨ヶ岳からも富士山の景色を楽しんだら、北に折れる。夏道は不明瞭なところがあるらしいが、今は積雪のため、尾根を外さないように注意すればどこでも適当に歩ける。雪の深いところでは膝くらいだった。
佛峠から本栖湖に下り、冬季閉鎖された湖畔道路を歩いて出発地点へ戻った。


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