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会津駒ヶ岳(2133m)・中門岳・大戸沢岳 テレマークスキー
2020年 02月22日

寒冷前線が来る直前を狙って、三山周回。雪質は予想ほど悪くなかった。
【山域】 南会津
【日時】 2020年 2月22日
【コース】 檜枝岐村・滝沢橋 - 会津駒ヶ岳山頂 - 中門岳 - 2094mピーク - 御神楽沢 - 大戸沢岳 - 南南東尾根 - 滝沢橋
【メンバー】 単独
【天気】 曇り、稀に薄日


--- 2094mピークからの滑降途中で ---


6時半、滝沢橋を出発。昨日多くの人が入ったらしい。トレースばっちりという言葉は、他人のラッセルを当てにして計画したら予想通りだったと言っているようで嫌いだが、あるものは有難く使わせてもらう。
おかげで、会津駒頂上には4時間ほどで登頂、そのまま中門岳へ向かう。滑降開始予定地点の2094mピークを通過し、中門岳まで往復。

02月22日09時 地上天気図(クリックで拡大)

日本海に前線を伴った低気圧があって、東に進んできている。上空西側にはそれに対応したトラフがある。これらに向かって南から下層暖湿気が流入しており、稜線上ではかなり強い南西の風が吹いている。
天気は今のところ悪くないが、遅くなると雨が降り出しそうだ。
今夜寒冷前線が通過し、明日は強い冬型気圧配置となって酷い天気になりそう。でも、長続きしないのが暖冬の今シーズン。明後日は良い天気になって、パウダーを楽しめるかも。


2094mピークに戻って、御神楽沢へ向かって尾根を滑降。風でパックされた雪で気を遣わされたが、楽しい滑降を堪能。
御神楽沢1750mから大戸沢岳へ登り返し。南風は強いが、北側斜面で樹林帯のため穏やかだったが、2000m地点で気温が7℃だったのには驚いた。とても2月とは思えない。やはりかなりの暖気が入っているようだ。
大戸沢岳からは南東尾根を滑降。上大戸沢川の斜面を時々滑っては尾根に戻ったりして、とても楽しかったが、下部の籔と雪切れには難儀。


夕方になって、雨が降り出した。


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