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三岩岳(2065.2m)・ミチギノ沢・窓明山(1842.5m)・保太橋沢 テレマークスキー
2019年 4月13日

快晴の下、三岩岳と窓明山を周回、充実・大満足の一日となった。
【山域】 南会津
【日時】 2019年 4月13日
【コース】 小豆温泉付近国道 - 旧登山道 - 1308m - 三岩岳 - ミチギノ沢1390m - 窓明山 - 南東尾根 - 保太橋沢1070m - 1308m - 国道
【メンバー】 単独
【天気】 快晴


--- 朝焼けの三岩岳 ---


5時前、薄明時に出発。雪面が固くて難儀する。水平に続く痩せ尾根の雪は無くなりかけていたが、その後は快調に高度を上げていけた。1308m台地は巻いて行く。
三岩岳避難小屋は、2階建ての屋根の一角が出ているだけ。今年の残雪期は、高度の低いところでは雪が少ないが、高いところでは例年よりむしろ多いようだ。山麓の気温が上がる春になってから寒気が戻って来て、多くの雪が降ったせいだろう。

--- 三岩岳からミチギノ沢滑降開始 ---


今週水木に降った雪は、北向き斜面なら良い状態で残っているだろうと予想し、今回はここを選んだ。三岩岳山頂でシールを剥がし、ミチギノ沢源頭部へ。予想は大当たり。出だしこそ雪は固めだったものの、その後は、上部のオープン斜面、中部の疎林、下部の沢状オープン斜面ともに、4月中旬とは思えない素晴らしい雪質だった。

--- ミチギノ沢から窓明山への登り ---


たっぷり楽しんでミチギノ沢の1390mあたりで滑降を止め、向かいの尾根に取り付く。静かで気持ちが良い尾根だ。

--- 三岩岳が大きい ---


登り返しはしんどい。でも、先程のシュプールが良く見えて、うれしくなる。周りの景色も素晴らしい。窓明山まで上がると、真っ白な越後駒ヶ岳などが良く見えた。遠くに目を転じると、磐梯山や吾妻、飯豊連峰が美しい。

--- 窓明山。手前の尾根を滑った。1308m台地から ---


窓明山から南東の尾根を滑降。こちらは日当たりが良いので、まさに春スキーの様相。
尾根が痩せてきたところに岩峰があり、まっすぐ進むことも横を巻くこともできなかったので、保太橋沢へと急な斜面を下りた。沢床は広く、気持ちよく滑れる。
1070mあたりで、右の急斜面に取り付く。今朝巻いて通った1308m台地へ登り返すのだが、最後の急斜面が登れず、わずかな距離だがスキーを担いだ。
1308mからの下りはザクザクの重い雪。水平の痩せ尾根は今朝より雪が減ってところどころ雪が切れていたが、かまわず滑った。


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