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大戸沢岳(2088m) テレマークスキー
2021年 02月06日

東尾根を登り、一つ北の小尾根を下って桑場小沢を滑った。ややパックされた雪だったが、抜群に楽しかった。
【山域】 南会津
【日時】 2021年 2月06日
【コース】 檜枝岐村・葭ヶ平 - 東尾根 - 大戸沢岳 - 東尾根1800m - 大戸沢岳 - 小尾根 - 桑場小沢 - 葭ヶ平
【メンバー】 単独
【天気】 快晴


--- 東尾根の1386m台地で気持ちの良い朝を迎えた ---


満天の星空の下、葭ヶ平を出発。昨日午後天気が良かったせいか、標高の低いところでは雪が良く締まっていて歩きやすい。今日は細い板にしてみた。
東尾根の1386m台地で朝を迎えた。こんなに気持ちの良い朝は久しぶりだ。

02月06日09時 地上天気図(クリックで拡大)

天気図を見ると、南岸と北海道北部に低気圧がある。さらにその西側、渤海北部付近にも低気圧。高層天気図でも、強くはないが気圧の谷が確認できる。一見天気は良くなさそうに見えるが、実情は、南会津地方は終日よく晴れた。
天候の二つの低気圧や気圧の谷に挟まると、相対的に高圧部となる。また、冬季に暖気が入ると日本海側では天気が良くなるが、それも理由かもしれない。
これだから天気の予想は難しいし面白い。

明日は低気圧が東に抜け、冬型の気圧配置となって悪天になりそうだ。

--- 東尾根を振り返る ---


無木立斜面になると、だんだん雪が深くなってきたが、ちょうど一人追い付いてきたのでここからは交代でラッセル。重い雪で歩きにくい。
頂上に着いたら、登った斜面を1本滑り、また登り返した。その次は一つ北側の小尾根を滑る。先程滑った斜面はちょっと滑りにくい雪質だったが、こちらは素晴らしく、実に楽しい。
尾根末端の急斜面を降りると、桑場小沢。沢床が広く斜度も適度で、ここの滑降もやはり実に楽しかった。


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