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大山(1240m)-新大日(1340m) トレイルラン
2021年 11月06日

大山、札掛、新大日と周回トレラン。表尾根のくだりを除いては、どこも気持ちよく走れるコース。
【山域】 表丹沢
【日時】 2021年11月06日
【コース】 ヤビツ峠 - 大山 - 大山北尾根 - 札掛 - 長尾尾根 - 新大日 - ヤビツ峠
【メンバー】 単独
【天気】 快晴のち曇り


--- 大山山頂の日の出 ---


天気が良いので、大山山頂で日の出を見ようと、4時45分にヤビツ峠を出発。それほど急いで登ったわけではないのに、1時間で山頂についてしまい、寒い中で長く待つことになってしまった。
空がオレンジに染まり、6時過ぎに雲の端が輝くと、低い雲の上からではあったが、美しい日の出。良い朝を迎えた。
大山頂上には寒さに震えながら1時間半もいた。

11月06日09時 地上天気図(クリックで拡大)

移動性の高気圧に覆われているが、ちょっと北に偏っている。房総の向こうは北東気流かもしれず、そのため東方に低い雲が出てしまったのかもしれない。
関東南部は高気圧の南側縁辺にあたり、また北方向へと衰退傾向にある。また、上空には寒気が残っている。そのため、この快晴は終日は続かないだろうが、雲が出てもまだ雨の心配はなさそうだ。

--- ミズヒの頭からの下り ---


電波塔建屋の裏から鹿よけの柵を脚立で越えて、大山北尾根を下る。雪をかぶった富士山が見える。尾根はすぐ広くなって、トレラン向けの楽しい尾根。紅葉も美しい。この尾根を利用する人は他のルートよりぐっと少ないので、道は落ち葉に覆われているが迷うようなところはない。両側が切れ落ちた痩せ尾根も時々あるが、変化があって楽しい。
送電鉄塔をくぐり、ミズヒの頭で左に折れて県道へと急降下、と思っていたら、意外と傾斜の緩い広い尾根があったりして、整備も良く気持ちが良い。

--- 長尾尾根 ---


県道まで下りたら舗装路をちょっと走り、吊り橋を渡って札掛へ。道路災害のためだろう、どの施設もひっそりしている。
ここから長尾尾根まで巻き道を行くが、途中の橋が落ちている。ロープが下がっているので、これにぶら下がって振り子状に崖をへつり、別のロープにすがって向こう岸に渡った。その先は良い道。長尾尾根で左に折れ、尾根の上までひと頑張りすると、広くて緩い尾根になって、走って楽しい。紅葉もいい感じ。
最後に急登をひと頑張りすると、新大日。曇って来たので塔ノ岳往復は止めて、表尾根を下る。朝からここまでほとんど人に会っていないが、急に人が多くなる。急な下りや岩場の登り返しがあり、登りの人に道を譲って待っ事も多く、この時間帯のここはトレラン向きとは言えない。ばててきたこともあって、ヤビツ峠まで後半ははゆっくりと歩いた。


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