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武尊山(2158m)テレマークスキー
2022年 04月02日

快晴の下、山頂以外は静かな山行を満喫。季節外れの深雪(重いけど)も楽しめた。
【山域】 北関東・上越線沿線
【日時】 2022年 4月 2日
【コース】 上ノ原 - 須原尾根 - 奈倉ノ頭 - 手小屋沢避難小屋 - 手小屋沢右岸尾根 - 武尊山 - (復路は往路とほぼ同じ)
【メンバー】 単独
【天気】 快晴 


--- 須原尾根に上がる直前。良い朝だ。 ---


6時ちょうど、上ノ原をスタート。快晴だ。ショートカットして林道に合流するが、すぐに左折して沢状の地形に入る。しばらく登って傾斜が急になってきたら、左の小尾根に上がった。樹林に日が差して、気持ちの良い朝だ。


04月02日09時 地上天気図(クリックで拡大)

雪質は、固い雪の上に、昨日の新雪が載っている状態。このあたりで新雪は5cm、上のほうでは10cm位だった。
昨日冬型気圧配置となって降雪をもたらした大陸の高気圧は、移動性高気圧となり天気は回復。


--- 須原尾根から頂上。手小屋沢に下りる少し前あたり ---


須原尾根まで上がると、樹林越しに谷川連峰や奥利根、尾瀬の山々などが見えて、気分が上がる。積雪時は、天気が良ければ夏道通りよりもこちらがお薦めだ。
奈倉ノ頭を過ぎしばらく行って、手小屋沢避難小屋付近で沢に降りる。小屋はまだ埋もれているのか、見当たらなかった。 沢に沿って登り、左に折れて、手小屋沢右岸尾根まで上がったら、頂上はもうすぐだ。しかし、傾斜が急なうえに雪面はカチカチで、時間がかかったしずいぶん緊張した。
こちらから登る人は自分以外にいなく静かだったのだが、頂上に着いてびっくり。数十人もの人であふれかえっている。みんな、リフトの使えるコースを選ぶようだ。頂上に立てればよいというものではなく、上り下りの過程もたっぷり楽しみたいと自分は思うのだが・・・。
頂上からの360度の展望は素晴らしかったし、無風で快適だったが、こんなに人がいたのでは気持ちが良いも何もない。長居は無用なので、さっさとシールを剥がして滑降。

--- 須原尾根から南倉沢へ下る尾根。Mellow! ---


はじめは雪が固くてガタガタだったが、じきに滑りやすくなってきた。季節外れの深雪を楽しむ。
気持ち良く手小屋沢避難小屋付近まで下り、再度シールを張って須原尾根を進み、登りに使った小尾根より手前、左のmellowな斜面を下った。雪は重かったが、雰囲気が良くて気持ちが良い斜面だった。



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