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燧ヶ岳(テレマークスキー)
2020年 3月 7日

前回は雪質が悪かったので、コンディションの良さそうな今日、再挑戦。但し、長いラッセルあり。
【山域】 南会津
【日時】 2020年 3月 7日
【コース】 上ノ原 - 七入 - ぶな平 - メラッパシ田代 - 東ノ田代 - 俎ー - 上ノ原
【メンバー】 単独
【天気】 晴れ


--- ぶな平の朝 ---

uenohara

上ノ原を5時に出発。夜間良く晴れていたため、放射冷却で-11℃まで冷えて寒い。
七入まではスノーモービルのトレースがあったが、そこから先は黙々とラッセル。国道をショートカットしてぶな平まで上がると、朝の空気が清々しい。とても静かな中を一人進むのは気持ちが良い。時々、キツツキのドラミングが遠くから聞こえるのも、とても良い雰囲気。ドラミング音にいろんな音階があることを知った。
この山は懐が広くて、いろんなコースが取れる。メラッパシ田代に回り込んでから東ノ田代に南寄りに上がり、そこから1990mピークがある尾根に上がってみた。このルートは久しぶり。

--- 山頂 ---

雰囲気の良い林間を抜け、そのまま頂上稜線へと尾根は続くが、上部は氷化しているので、なるべく凍っていなさそうな斜面を選んで登った。頂上からは、前回同様素晴らしい展望が得られた。

先ほどまで巻層雲が広がり、一時太陽に暈がかかっていたが、次第にすっきりしてきた。まだ巻雲が残っていて、形状は雨巻雲だが、軽そうなので今日いっぱいは心配なさそうだ。
大きな高気圧は東に去りつつあり、南から暖湿気が流入しているため、一時的に雲が多くなったが、すぐに次の高気圧が来ている。二つの高気圧の谷間になってはいるものの、上空は気圧の尾根。

--- 東ノ田代から山頂を振り返る。さっきのシュプールが良く見えた ---

氷化している斜面を避けて頂上から硫黄沢方向へ滑り、少し下った後に左に回り込んでボウル状のところを滑った。楽しいターン。
標高が下がると日射で雪が腐り始めていたので、通常進む熊沢田代方向へは行かず、登りに通った尾根を北側がらみに滑った。樹林帯の北側斜面は良い雪が残っていて、とても快適なツリーラン。さらに、東ノ田代から降りる急斜面は北東向きなので、これも雪質が良くて楽しかった。


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